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直射日光と高温は、できる限り避けた方が良いです。鉢物の生長に必要な光合成には光と温度が必要なので、矛盾しているように聞こえるかもしれませんが、鉢物の最適な生長のためには、温度、光、湿度のバランスが大切です。直射日光と高温にさらされている鉢物は、高い湿度も必要ですが、室内の環境は多くの場合湿度が足りません。これにより、光合成は急速に低下するか、もしくは停止します。そして、直射日光による極端な高温によって葉焼けが発生したり、花や蕾の老化が進み、葉や花が落下します。

芍薬は5月のお花にぴったりです。芍薬は多種多様な花色と形があり、間違いなく魅力的なお花です。「豊富」「愛」「幸福」と「健康」を表しています。タイミングと管理が大切です!芍薬を長く楽しむには、次の管理ポイントをご提供いたします。

生花店の皆様へ

芍薬の収穫時期は種類によって違います。あまりに硬切りで収穫された芍薬は、なかなか開花しません。芍薬を購入するとき、ある程度固い蕾で、花色が見えるぐらい、ちょうど開花し始めた芍薬を選ぶことが重要です。店頭では、芍薬をクリザール プロフェッショナル2の希釈液に入れましょう。これによって日持ちが長くなり、廃棄率を下げることができます。フローラルフォームのアレンジメントの場合、クリザール プロフェッショナル3をお使いください。蕾の開花を促進し、切り花を綺麗に保持し、日持ちを長くさせます。

花の生長と観賞期間は、環境やその他の要因と密接な関係にあり、品目や品種によって異なります。適切な管理がされないと、ご家庭での切り花の日持ちが短くなります

花束のサイズ、高さ、重さと、花瓶のサイズに理論的な関係があります。「花瓶の高さは花束の高さの40%~60%」が良いと言われています。花束に適した花瓶を選ぶと 

  • 切り花が真っすぐに立ちます。
  • 少なくても1週間ぐらい十分な水を保持することができます。
  • 花瓶の重さで倒れにくくなります。
  • 望み通りのアレンジにすることができます。

ご家庭での管理ポイント:

  • 花瓶を使う前によく洗ってください。
  • 花束に適した量のフラワーフードを加えましょう。小~中くらいの花束には、500㎖分のフラワーフード、大きな花束には2ℓ分のフラワーフードが適しています。
  • 花瓶を使った後は、洗って、逆さまに置きましょう。

生け水に浸かった葉は、茎と同じように生け水を汚す原因になります。茎は水を吸い上げるために生け水についていなければなりませんが、葉は水に浸かると有益な役割を果たすよりむしろ悪影響を与えます。そのため、生け水に浸かる下葉は取り除くことをお勧めします。葉の数を減らすことの別の利点として、葉の表面積が減少するため蒸散量が減るということがあげられます。

生け水を汚す原因になるもの、例えば肥料の残余、植物保護剤、微生物は葉に付着して移動し花瓶の生け水を汚します。衛生管理と生け水の感染の予防することで、花の日持ちを長くし生け水の濁りやにおいを抑えます。そのために生け水に浸かる下葉は、丁寧取り除きましょう。

多くのご家庭では花瓶を一つ以上持っているので、花束のサイズによって花瓶を変えたり、使われていない花瓶をしばらく収納したりしますね。保管していた花瓶が細菌に汚染されているかもしれません。そのため、花瓶を使う前にしっかり洗いましょう。これによって、切り花も生け水も細菌の影響を受けず、日持ちを良くさせます。

不衛生な花瓶は微生物の爆発的な増加の原因になります。これは水揚げと栄養の吸収に悪影響であり、切り花が栄養物分を補給できなくなるため、成長を遅らせ、また、終わってしいます。

細菌の感染を予防すること、茎元から5-10センチ以上の部分を切り落とすことが、きれいな生け水と切り花の日持ちに貢献します。

チューリップは他の花より茎が伸長する花ですね。栽培品種によりますが、収穫してから輸送中も花瓶の中でも10センチも伸びます。たまにガーベラ、アネモネ、キンギョソウも花瓶に水生け後、茎が伸徒長する傾向が見られます。生花店段階で茎の徒長を抑制することはあまりできませんが、生産者はできます。

生産者が収穫した後、多くのチューリップは茎が伸長し続けます。収穫後数日間、チューリップは花束の中の他の花より茎が徒長することがあるので、他の花と組み合わせることが難しいことがあります。切り花栄養剤も茎の伸長を促進します。

茎が花を支えて、水揚げをよくします。できるだけ長くお花を楽しめるために、茎がダメージを受けないようにすることが大切です。茎から樹皮やトゲを切り落とさないようにしましょう。トゲ取り器などが切り花を拷問にかける処理方法の上位10位内に入るとご存知でしたか。

茎を削ることによる影響
茎を削ることにより、植物の自然の防壁を破壊するため、大きな傷になってしまいます。 結果として、花は早くしおれ、日持ちは短くなり、生花店、小売店での廃棄率の増加、消費者の落胆につながります。

主な理由は3つあります:

切り花が自然な状態で発達できるように、水やフラワーフードの吸収のために茎を切り戻すことは重要です。しかし、茎を切ることは、切り花を感染させる恐れがあります。切れ味の悪い刃物による傷は、バケツや花瓶の生け水にいる微生物の爆発的な増殖につながります。そのため、茎をきれいに切るほど、切り花にとって良いのです。

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