今月の花
キクの管理ポイント
暖かくて、色とりどりのキクをご紹介いたします。様々な花色とバラエティーがある花類です。お客様により長くキクを楽しんでいただけるように、次の管理ポイントをご提供いたします。
原産地
キク類の原産地は、元々は中国と日本でしたが、長年にわたって人気が高まって、17世紀にヨーロッパにも登場しました。
花色と形
キクの属名は、ギリシア語の「chrys」 (黄金の)と「anthemom」 (花)に由来します。本属の花色は黄金でしたが、現代では様々な花色があります。黄色、青銅色、オレンジ色から、緑色まで選ぶことができます。それだけでなく、淡い白色、ピンク色、紫色のキクが売られています。キクの花は、10の花形に分けることができます。それらは、完全に複合花弁になったピンポンマムから、筒状花が隠れた部分が糸状に広がった形態まで及びます。
生花店の皆様へ
キク類はどの花類と組み合わせることができますが、特にバラやアンスリウムと組み合わせたら、素晴らしいブーケになるでしょう。
- 清潔な道具とバケツを使いましょう。
- 店頭販売時に切り花をクリザール プロフェッショナル2の希釈液に入れてください。
- お花を買いにきて下さるお客様には、お花と一緒にフラワーフードを渡しましょう。
- キク類も、すべての切り花と同様に、熟成した果物、風、直射日光の当たる場所の近くに置かないようにしましょう。店頭販売時に覚えておきましょう。
ご家庭での管理
- いつも清潔な花瓶を使ってください。
- 清潔なハサミやナイフを使い、茎元を2-5センチ切り戻してください。
- 生け水にフラワーフードを加えましょう。
- 葉が生け水に入らないように、水に浸かる部分の下葉は取り除きましょう。
- 熟成した果物、風、直射日光の当たる場所の近くに置かないようにしましょう。
- 花瓶の水位が1/3以下になったら、また新鮮な水とクリザール フラワーフードを追加しましょう。
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